ずいぶん寒くなってきましたね。湿度も低く、皮膚が乾燥して体が痒くなってしまう方も少なくないと思います。
アジアカップ、サッカー日本代表は徐々に調子を上げていますね。南アフリカでのワールドカップの時より、メンバーがだいぶ若返った印象もあり、層の厚さを感じ頼もしい限りです。例によって寝不足気味になってしまいますが、応援してみたいと思います。
さてクリニックの方は、1月10日くらいからインフルエンザ感染症の方が増加してきています。ほとんどがA型で、高い発熱を呈している方がほとんどです。学級閉鎖も、典型的な中学・高校受験シーズンにおこっているようです。
今年からは、1日1回吸入するだけで効果のある薬が発売されているので、御希望の方は伝えて頂ければと思います。
会社内で流行する場合にもなかなか厄介です。薬を投与すれば、患者さん自身は2〜3日で働けるくらいの体調に戻るのですが、完全に解熱した次の日までは感染力があるので、大丈夫だからと出勤してしまうと、ウイルスを拡散させてしまう源となってしまうのです。週末も絡むと結局1週間近くかかってしまうため、複数の感染者が発生すると、会社の生産性にも大きく影響を受けてしまうのです。ですから経営者は、危機管理として予防接種を半強制的に勧めた方が無難でしょう。
とりあえずインフルエンザの流行期、手洗い・うがいの励行、咳やくしゃみが出る方はマスクの着用を心掛けていきましょう。
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