我がクリニックでも、電車でおなじみの弱冷房での空調管理を心掛けていますが、スタッフ間でも適温についていろいろな意見があり、なかなか難しいです。
プロ野球では、両リーグとも熱戦が続いており、クライマックスシリーズまで含めて、残り1カ月余り盛り上がりそうですね。
この夏、これだけ暑いからでしょうか、熱中症気味の高齢者の方がやや目立っています。ここ100年の統計で一番暑い夏だったということで、体調を崩しても仕方ないほどかもしれません。夜間でも気温が十分に下がらず、午前中から簡単に30度以上に気温が上がってしまい、疲れがなかなかとれません。暑くて食欲まで長期間低下してしまうと、持病のある高齢者ですと、具合が悪くなってしまう傾向があるようです。
水分量の摂取が結果的に足りず、特に女性の方ですと膀胱炎から発熱を呈してしまうようです。勿論、抗生物質も有効ですが、このような場合には、水分を十分に摂取して、膀胱内の細菌を洗い流すイメージで排尿を促すことが大切です。夏バテ気味で発熱していて、風邪症状のない方は、尿路感染症の可能性が十分考えられます。
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