2010年04月09日

リウマチ反応について

 皆さん、こんにちは。桜が満開を過ぎても綺麗ですね。寒さも手伝い、何とか入学式シーズンまで綺麗に咲いていてくれました。プロ野球もセリーグ、パリーグとも開幕し、春本番という気がします。

 今シーズンは、やはり花粉の飛散 量は少なかったようで、花粉症の患者さんは例年より少なかったように思います。アレルギー性疾患が少ない季節は、やはり感染症が反比例して増えているようです。

 今回は、最近しばしば健診でリウマチ反応の陽性を指摘され、来院されるケースについて書いてみたいと思います。

 リウマチ反応は、正確にはリウマトイド因子といって、関節リウマチ患者さんの血液中に認められる自己抗体の一つです。関節リウマチ患者さんの約7割の方でこの反応は陽性に出ますが、逆に陽性だからといってすぐに関節リウマチと診断されるわけではありません。逆にリウマチ反応が陰性でも関節リウマチと診断される方も関節リウマチ患者さんの2-3割程度いらっしゃいます。そういうわけで解釈が難しい検査所見といえます。健診や人間ドックの場合には、陽性/陰性の区別がされる位で、その値が定量的には測定されていないかと思います。

 リウマチ反応が陽性でも健康な方も多くいらっしゃいますし、他疾患の方もいらっしゃいます。関節が痛んだり腫れたりして、日常生活に支障をきたすような症状がなければ、関節リウマチの可能性はそれ程高くはないと思います。

 当院では、そのような患者さんに来院していただいた場合には、関節の診察のほか、その他の疾患を念頭に置いた内科的診察、関節のレントゲン写真撮影、リウマトイド因子の定量検査などの血液検査などを施行させていただきます。大体1週間後には検査結果が揃いますので、その頃には診断をつけられます。健診や人間ドックで陽性にでて不安な方は、どうぞお気軽にいらしてください。


posted by きょうさん at 22:38| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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