2010年02月17日

民間療法の責任

 みなさん、こんにちは。遂にバンクーバーオリンピックが始まりましたね。スキーのモーグルやスピードスケートなど、力が入りました。モーグルの上村選手は、素晴らしい滑りを魅せてくれました。なんとかメダルを取れたらよかったのですが。スピードスケートは、見事メダル獲得!トリノの雪辱を晴らした滑りには感動しました。スキー全盛世代の自分にとっては、アルペンにジャンプ、ノルディック複合と、まだまだ楽しみな競技が続きますので、寝不足の日々が続きそうです。

 クリニックは、発熱の患者さんがだいぶ減少して、かわりにスギ花粉症の患者さんが増加してきました。今年のスギ花粉の飛散量は、例年より少なめの予想のようですが、中等症以上のスギ花粉症の方には、あまり花粉の飛散量は関係ないようです。軽めの症状を自覚されている方は、例年通り早目の内服、点眼・点鼻治療をお勧めします。

 さて今回は、日頃から問題と思っていたことで、先日患者さんからご連絡があったので、記載してみたいと思います。

 腰痛や下肢痛などに対して、接骨院などに通院されたようなのですが、そこで施行した処置、針治療等を契機に脚が動かなくなってしまい、歩けなくなってしまったので、大きな病院を受診したいので紹介状を記載してほしいという内容でした。処置内容の詳細がまったくわからないので、処置を施行してもらった場所で紹介状を記載してもらうよう伝えました。おそらく通常の処置でなかなか痛みが軽減せず、だんだんと処置が過剰になってしまったのでしょう。接骨院側も再発を避けるよう十分反省する必要があると思いますし、めったに起こらない合併症と目を背けず、責任の取れる範囲で処置すべきだと思います。患者さん側も、生じうる合併症として認識する事が重要だと思います。

 そのためには、痛みの原因についてまず診断し、痛みの性質を知り、それぞれに対応した治療を考慮するのが大切です。これが責任を持った診療だと思いますし、必要な順序を省略すると、上述したような事例が起こると思います。厳しい言い方をすると、このような場合には、患者さん側も自己責任の意識をある程度持って頂くことが必要だと思います。そうすることにより、今後このような事例が生じる事が少しでも少なくなるのではないかと思います。


posted by きょうさん at 12:39| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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