2010年02月06日

口腔アレルギー症候群

みなさん、こんにちは。随分ごぶさたしていましたね。その間に、関東にも雪が積もり、豆まきも終わり、暦の上では春を迎えました。
プロ野球のキャンプも始まり、あともう少しでバンクーバーオリンピックが開催されますね。寝不足気味の日々が始まりそうです。日本選手には、特にモーグル女子の上村選手、スキージャンプの葛西選手や団体など、頑張ってほしい選手が多くいて、何とか長年の努力が形になってほしいと思います。

さて、今回は口腔アレルギー症候群という、果物や野菜を摂取したときにアレルギー症状を起こす病気について書いてみたいと思います。
具体的には、食物アレルギーの一種で、花粉症の人によく見られる病気で、りんご・桃・メロン・にんじんなどの摂取で、口腔内異和感や咽頭痛、蕁麻疹のみならず、呼吸困難等も引き起こされてしまう病気です。アレルギーが発症するには、体質に合わない物質を、白血球のなかのリンパ球という細胞が記憶して、再度同じ物質(抗原とよばれる)に接触する機序が必要となりますが、口腔アレルギー症候群では、同じ物質ではなく、類似した物質でアレルギー症状が発症してしまうのです。

最近多いスギ花粉症では、類似した構造がトマトで認められますし、ハルガヤ、カモガヤ等イネ科の花粉では、類似した構造がジャガイモ、トマト、メロン、スイカ等で認められます。このような機序をアレルゲンの交叉反応性と呼ばれますが、最もこの機序で口腔アレルギー症候群を起こすのは、シラカバの花粉です。関東では、シラカバは多くはありませんが、北海道では多くみられ、この花粉に感作されると、りんご・桃・さくらんぼ・洋梨などが摂取できなくなってしまいます。その他関東地方でみられるものでは、ブタクサやヨモギの花粉症の場合にこの病気が発症してしまいます。

何となく自分の体質に合わないと、自然と上手く避けて、自覚されていない場合も多くあるかと思います。現在のところ、体質改善などはなかなか困難で、これらの食物でアレルギー症状を起こしてしまう方は、避けて頂くのが一番の治療です。


posted by きょうさん at 07:37| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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