2009年12月17日

ホルモン治療と関節痛

 みなさん、こんにちは。多忙な毎日をお過ごしのことと思います。街のイルミネーションが一段と賑やかになってきました。気分の問題でしょうが、もう少し寒い方が空気が澄んで、イルミネーションが映えるような気がします。先日は、イルミネーションをバックにバンド演奏を聴いてきました。無名のバンドだと思いますが、ちょっとしたクリスマスコンサート気分が味わえました。澄んだ空気の中に綺麗な音色が響いて、感動しました。
 クリスマスまでには、あと何ヶ所かイルミネーションを観に行きたいと思っています。例年観ている近場のホワイトクリスマスも、なかなかお勧めですよ。

 さて、最近わりと多い患者さんに、ホルモン療法施行中に、関節痛が生じた方が挙げられます。関節リウマチを心配されて来院されるのですが、レントゲン写真では所見なく、検査所見上も異常を認めない場合がほとんどです。当然、他の疾患の治療上必要でホルモン療法を施行されていると思いますので、治療の中止は通常困難と思われます。

 ホルモン療法は、疾患にもよりますが、期限がある場合が多いですので、その期間中は痛む部位に外用薬を使用するか、痛み止めを投与するか、関節痛・神経痛に適応のある漢方薬で経過観察するのが一般的だと思います。関節リウマチとは異なり、このような関節痛の場合には、骨に影響が出て変形をきたす事はないので、その点は安心です。

 その一方で、関節リウマチの正確な原因は厳密には不明ですが、関与しているといわれている原因として、遺伝(とくにHLA)、ウイルス感染、ホルモンバランスの乱れなどが複合的に組み合わさって発症すると考えられているので、やはり関節リウマチの可能性がないと自分で判断するのは早計です。

 他疾患治療中で関節痛が発症していて、主治医に相談しても治療とは関連がないと言われている場合も案外多く認められますので、そのような方には受診をお勧めします。

 それでは皆さん、楽しいクリスマスを!


posted by きょうさん at 22:05| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。