2009年10月29日

新型インフルエンザによる呼吸器障害

 みなさん、こんにちは。ここのところ穏やかな秋の日が続いていますね。プロ野球も残すところワールドシリーズと日本シリーズのみです。巨人ファンにとっては、楽しみな1週間になりそうです。1回は球場に足を運び応援してくるつもりです。

 民主党政権に変わって、多方面で方針が変更となり、年末に向け何かと忙しそうです。我がクリニックも、新型インフルエンザワクチンをめぐって、情報に左右されなかなか大変です。実際に納入されるワクチンの量が不明なので、優先順位を維持したワクチンの確保が容易ではなく、国と接種希望者の間で、各クリニックとも苦労しているかと思います。医療スタッフ用のワクチンも今週ようやくクリニックに届き、近日中に接種する予定です。

 今回の新型インフルエンザは、小児の入院症例からすると、入院の原因が呼吸障害が多いのが特徴の一つのようです。発熱後、呼吸障害を呈するまでの時間が、重症例では短いようです。当然抗ウイルス薬が有効なのですが、それだけでは不十分で、他の免疫抑制剤の投与も必要となるようです。

 季節型インフルエンザによる呼吸器障害の場合は、インフルエンザウイルスの合併感染に起因する場合が多いのに対し、新型インフルエンザによる呼吸器障害の場合はインフルエンザウイルス自体による肺障害に由来するようで、そのため発症するまでの時間が短いようです。

 小児の場合は、抗ウイルス薬の予防投与が確立していないので、学級閉鎖などになりそうな学校・幼稚園などに通学しなければならない場合には、手洗い、うがい、マスクの着用など念入りな予防がとても大切になると思います。また子供を自宅待機とすると不便な家庭もあると思いますが、必要時には自分の子供を集団生活に参加させない倫理的な配慮も重要と思います。


posted by きょうさん at 20:38| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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