2009年09月21日

急性期医療の充実のために

みなさん、こんにちは。めっきり涼しくなりましたね。れからは秋が徐々に深まっていくいい季節になりますね。プロ野球も終盤戦を迎え、劇的なゲームがだいぶ増えてきましたね。9月中にはプロ野球観戦に2回行く予定になっており、楽しみです。できればクライマックスシリーズも観に行きたいと思っているので、家から近いところにホーム球場のある西武ライオンズには頑張ってもらいたいのですが…。野村監督のためにチームが相当まとまっていますね。残りのシーズンが盛り上がりそうで、楽しみです。

政権交代がおこり、医療に対する政策も大きく変わるのでしょうか。後期高齢者保険制度が廃止となり、医療崩壊といわれる現象は食い止められるのでしょうか。特に府中に開業してから、入院適応の患者さんの紹介について気になることがあるので書いてみたいと思います。

勤務医の頃は立場が異なりましたが、横浜で仕事をしていた頃には、こちらほど入院のベッドが確保できないという状況は起こっていませんでした。病院の数も異なるのかもしれませんが、急性期医療を行えるベッドが慢性的に不足している状況が続いてしまうのは、患者さんも医療者側も非常に困ってしまいます。そのために、ふだんから連携をとっているクリニックが多いのですが、いくつかの問題が重なって生じていると思います。

1つには、やはり退院基準の問題があるかと思われます。具体的には、慢性療養型の患者さんの退院が、適切な時期か否かの問題が挙げられます。リハビリテーション等の必要な患者さんで、自宅での療養がなかなか困難な患者さんたちの退院が、いかにスムーズに行えるかが問題です。このような患者さんおよびご家族と話さなければならないのは、なかなか難しい面もありますので、病院においては「ケースワーカー」という専門職があるのですが、この方々が有効に働きかけていけるかどうかが重要だと思います。

この点は、医療側だけでなく、世間一般の認識も高めていかないと、この悪循環はなかなか解決できないのではないかと思います。医療が最も世の中に貢献できるのは、急性期が主体だと思います。やはり慢性型については、介護保険などの利用も含めて、自宅で介護する方向を考慮するか、あるいは条件が多少悪くなっても、転院をより積極的に考えなければならないかと思います。これがなかなか難しく、みんなが損得勘定や希望ばかりでこの話が進まないと、ベッドがなくて重症患者が受け入れられないという悪循環は、高齢化が進むこの社会では断ち切れないと思います。ここは、道徳観というか倫理観というか、人間としての品格も大きく関与していると思います。


posted by きょうさん at 09:20| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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