2009年09月02日

血管性浮腫について

 みなさん、こんにちは。今年の暑さは、昨年より随分和らいだ感じでしたね。子供達の夏休みの宿題は、いかがでしたか?順調に終わったのでしょうか?インフルエンザも流行っているようで、学校が始まった途端に学級閉鎖になってしまっているところも多いのではないでしょうか。学校は、病院と違い隔離するわけにはいかないので、逃げ場がなくあっという間に感染が広がってしまうんですね。当クリニックでもインフルエンザの簡易検査キットが、割と勢いよく減ってきてしまっており、納入しにくくなっている状況です。今後は、適応を見極めてから検査する方向になりそうです。

 さて今回は、この季節に比較的多い血管性浮腫という病気を紹介してみようと思います。
 アレルギー素因がその発症に関わる病気で、30〜40歳代の女性に好発する病気で、四肢(手足)に腫脹、しびれを生じて、時に膝関節痛、発熱などを合併します。検査すると、白血球のうち、酸性の好酸球という細胞が増加している場合が多く認められます。原因としては、ホルモンやウイルス感染等による補体の活性化、血管透過性の亢進などが考えられていますが、正確には不明です。

 治療としては、抗アレルギー薬(抗ヒスタミン薬など)で、花粉症の時期に内服する薬と同じものが第一選択です。しかしながら抗ヒスタミン薬のみでは軽快しない症例も多く見られ、このような場合には、メリット、デメリットを考慮した上で、ステロイド剤を投与する事となります。ステロイド剤は、たいていの場合著功しますので、予後良好な疾患といえますが、ステロイド剤減量に伴い再発する場合もあるので、注意を要します。以上、アレルギー性疾患の一つである血管性浮腫について紹介してきました。似たような症状でお困りの方は、クリニックまで後来院下さい。

 さて、9月より当クリニックは一部新体制になります。金曜日午後の診療から、木曜日午後の診療に変更になります。また慣れていただくまでしばらく時間を要するかと思いますが、今まで同様宜しくお願いいたします。


posted by きょうさん at 17:38| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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