2009年07月22日

リウマチ診療と費用対効果

 みなさん、こんにちは。いよいよ梅雨も明けましたが、お天気はなかなか安定しないようで、クリニック内の温度調節もなかなか難しくなってきました。そういえば、皆既日食はなかなか感動的でしたね。船の上からの360度の地平線付近のみ赤くなった映像はとても綺麗でしたね。生きている内に一度は見てみたいなあと思わず思ってしまいました。

 さて今回は、リウマチ診療で最近話題になっている生物学的製剤について書いてみたいと思います。
生物学的製剤による治療は、従来の治療効果とは比較にならないほど効果的であることは、周知の事実です。どのくらい効果的かというと、痛みは著明に改善し、日常生活のレベルが上がります。さらにレントゲン写真上も、関節リウマチによる病変の進行を抑えるだけでなく、軽度であれば、病変部位の変化が回復することも報告されてきています。さらに集中的な治療を施行すると、関節リウマチ患者さん皆さんの望みであるように、薬を中止してもさらに痛みの出ない薬剤中止寛解症例も報告され始めています。
 問題になるのは、このような治療をすると、コストが高くなってしまうことです。

 そうなると気になるのは、広告などの際にも気になる費用対効果の問題です。投資した分、病気が軽快しているか否かを客観的に評価するのは簡単ではありません。痛みがなくなり、それまで不可能であった仕事が再開できるようになる症例も数多くありますので、一概に費用対効果の良し悪しをいうのは難しいと思います。
しかしながら、生物学的製剤の効果は、前述したように顕著で、臨床的寛解だけでなく、画像的寛解、薬剤中止寛解も期待できる点を考慮すると、一般的には費用対効果は良好といえるのではないでしょうか。

 そういった考え方の変遷を反映して、ここ2〜3年は、関節リウマチ患者さんの治療法のうち、生物学的製剤を投与される患者さんの割合が、だいぶ増加してきているようです。当院でも、開院直後よりやはり増加していると思われます。専門医にかかっていると大きな副作用もあまり出現しないことが段々と判明してきています。このあたりの治療法について興味のある方は、クリニックまでご相談下さい。


posted by きょうさん at 21:13| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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