2009年02月01日

人事異動の季節ですね

みなさん、こんにちは。今年の大寒は、暦通り寒かったですね。学級閉鎖も随分増えているようです。

インフルエンザウイルスに対して万能型のワクチンが、動物実験のレベルで成功したらしいというニュースが報告されていますね。鳥インフルエンザウイルスに対しても有効らしいので、早く開発を進めて、1日も早く実用化してほしいものです。

大病院に勤務していると、この季節はなかなか微妙な季節です。というのも、来年度の人事異動を決定する季節だからです。様々な人間関係や損得勘定がなされる時期です。その結果、本人の希望とは関係なく、2ヶ月くらいかけて、患者さんに異動の件を伝えていく事になることが多いかと思います。

「仕事は上司との関係が9割」などという本が発売されていますが、臨床医のレベルでは、これはどうかと思います。開業するとこの点は患者さんに直接評価していただけるので納得できますが、勤務医の場合は、いくら患者さんに評判が良くても、これがなかなか正当に評価してもらえるとは限らない訳です。

上司との関係は確かに重要ですが、この点で臨床医は淡々と仕事をこなすだけでなく、熱意を持って患者さんに対応する姿勢が一番大切だと思います。いくら上司との関係が良くても、この熱意が不十分だと医師の基本的な資質の問題でどうかと思います。やはりこの無形の貢献を極力反映、評価される事が、医師のモチベーションを高め、やがて医療崩壊を食い止める要因となると思います。

管理職になれば、様々な損得勘定も重要でしょうが、もう少し広い視野で物事を捉えるのが重要かと思います。その場の損得しか考慮しないのではなく、もう少し長期的な視野で判断すべきと思いますが、これがなかなか容易ではないようです。

患者さんに対し、医師の持っている知識をなるべくいい形でフィードバックして、医療界に貢献しやすい形での予想が大切だと思います。現実にはここまで考えられる上司はやはり少数で、自分が大事でその損得勘定を最優先してしまい、臨床医の本分からかけ離れてしまう人が多いようです。このような組織は、評判が落ちると思いますし、長期的には衰退してしまうと思います。そういう意味では、競争と共存のバランスのいい人が重要な事項を決めるのが重要だと思います。


posted by きょうさん at 22:26| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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